簡単操作で使いやすいD-STAR®入門モデル
機能が増えてさらにパワーアップ
交信設定がカンタン
最新のDR機能を搭載。“To”に交信相手(レピータ・個人局)、“From”に最寄レピータを設定するだけで交信できます。
新機能で交信の幅が広がる
アクセスポイントモード・ターミナルモード※対応で、近くにレピータが無くてもD-STARレピータ網を介した長距離通信が楽しめます。
※ | オプションのデータ通信ケーブルと専用アプリ<RS-MS3A/RS-MS3W>が必要です。 |
画像・テキストの送受信も快適
Android®端末との連携※で、画像やテキストの送受信、マッピング、DR機能が可能。DVファーストデータ搭載で、通常のDVモードの3.5倍の速度でデータ通信できます。
※ | オプションのデータ通信ケーブルと専用アプリ<RS-MS1A>が必要です。 |
防水、軽量、コンパクトで機動力抜群
最高水準のIPX7※防水なので、雨や水しぶきを気にせず運用できます。ポケットにすっぽり収まる手のひらサイズで携帯に最適です。
※ | IPX7:バッテリーパックを正しく装着した状態で水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
3つのカラーバリエーション
ワンポイントカラーが目に映える新デザイン。シルバー・ゴールド・レッドの3色から選べます。
D-STAR®に準拠したDV(デジタルボイス)モード
JARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発したD-STAR®の標準方式に沿ったデジタルボイス(DV)モードに対応しています。 デジタルならではのクリアな音声で快適な通信が可能です。 もちろん、従来のアナログ(FM)での運用も可能です。
DV/FMレピータ自動リストアップ機能
内蔵されたGPSが最寄りのレピータを20局自動的にリストアップ。 その中から使いたいレピータを選ぶだけでアップリンクするレピータの設定が可能です。 さらに、地域や名称からレピータを選択することもできます。 レピータリストがプリインストールされているので、初めて訪れた場所でも、スムーズにレピータにアクセスすることができます。 microSDカードがあれば、簡単にレピータリストを最新版に更新することができます。
みちびき対応高精度GPSレシーバーを内蔵
準天頂衛星システム「みちびき」に対応したGPSレシーバーを搭載。 デジタルモードなら、通話しながら位置情報の送受信が可能です。 位置情報自動応答機能、GPSログ機能など、多彩な機能を実現しています。
アクセスポイントモード
ID-31PLUSをWindows® PCまたはAndroid®端末からインターネット回線に接続し、D-STARのアクセスポイントとして使用します。
他のD-STAR機でアクセスポイントにアクセスしてゲートウェイ通信ができます。
ターミナルモード
ID-31PLUSをWindows® PCまたはAndroid®端末からインターネット回線に接続し、ゲートウェイ通信ができます。
運用上のご注意
・ | ターミナル/アクセスポイントモードで運用するにはIPv4のグローバルIPアドレスが付与されたインターネット回線が必要です。 (Android端末で携帯電話回線を使って運用する場合は、その端末にIPv4グローバルIPアドレスの付与が必要です。) |
・ | キャリア回線利用時には、パケット通信料が発生します。 |
・ | アクセスポイント側の無線機は、クライアント側の無線機と異なる局免許が必要です。 |
・ | アクセスポイントへの複数局の同時アクセスは不可。 |
・ | 運用時は電波法を順守してください。 |
※ | インターネット/キャリア回線に関しては、ご契約のプロバイダ/キャリアにお問い合わせください。 ご契約条件により多額の接続料が発生する場合があります。 |
■ | PC 対応OS:Windows® 7以降 |
※ | Windows® PCの利用にはRS-MS3W(無償ソフトウェア)が必要 |
■ | Android® 端末 対応OS:Android4.0以降。USBホスト機能が必要。 |
※ | Android® 端末の利用にはRS-MS3A(無償ソフトウェア)が必要 |
その他の特長
- DV機能拡張アプリRS-MS1Aの全ての機能に対応。
- 一般的なボイスレコーダー機能を搭載。
- メモリーボイス送信機能を搭載。(60秒×1ch)リピート可。
- GPSメモリー200チャンネル(高度情報を含む)。
- GPS送信モード/DVデータ送信/GPS選択設定等、CI-Vコマンドを拡張。
- GPS送信モードとスローデータ通信の併用が可能(DVモード)。
- IC-7100、IC-9100などPC以外の機器へのGPS出力。
- CSV形式で保存できる交信ログ機能。
- CSVデータのインポートとエクスポート。
- D-PRS受信の拡張、固定局/オブジェクト/アイテム/気象の受信に対応(DVモード)。
- 運用中も確認できる10段階の電圧表示。
- スキャン一時スキップ。
- DTMFダイレクト送信機能。
- 送信出力5段階切り替え。
- トータル1302チャンネル(DR機能用レピータを750chに増量)。
- 周波数、モード、コールサイン等のスピーチ機能。
- 最大出力5W。
- 付属バッテリーで約4.5時間※、BP-272(オプション)なら約8時間※の運用が可能。
- 交信録音/再生機能。
- microSDカードスロットを装備
- スケルチ強制解除機能。
- オートレピータ機能。
- メモリー/バンクスキャンをはじめとした多彩なスキャン機能。
- 24桁のDTMFコードメモリーを16ch装備。
- 13種類のチューニングステップ。
- CTCSS/DTCS機能。
- トーンスケルチ/ポケットビープ®機能。
- スプリットトーン設定。 ほか
○は、新しく追加された機能(従来のID-31と比較)。 | |
※ | 送信1分:受信1分:待ち受け8分(パワーセーブON、FMモード時)で運用した場合。 |
付属品
- アンテナ FA-S70B
- リチウムイオンバッテリーパック BP-271
- バッテリーチャージャー BC-167S
- ベルトクリップ MB-127
- ハンドストラップ
※ | D-STARは一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 |
※ | ポケットビープはアイコム株式会社の登録商標です。 |
※ | Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
※ | AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。 |
仕様
一 般 仕 様 |
周波数範囲 |
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電波型式 | F2D、F3E、F7W | |||||
モード | DV、FM、FM-N | |||||
メモリーチャンネル数 | 552チャンネル(メモリー、コール、プログラムを含む) +750チャンネル(DR機能用レピータ) |
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使用温度範囲 | -20℃~+60℃ | |||||
周波数安定度 | ±2.5ppm (-20℃~+60℃/25℃を基準とする) | |||||
デジタル伝送速度 | 4.8kbps | |||||
音声符号化速度 | 2.4kbps | |||||
アンテナインピーダンス | 50Ω不平衡 (SMA型) | |||||
電源電圧 | ・電池端子 DC 7.4V (定格) (BP-271、BP-272) DC 5.5V (BP-273 単三形アルカリ乾電池×3本使用) ・外部端子 DC 10.0~16.0V |
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消費電流 (7.4V DC) |
送信最大 2.5A以下 受信最大 ・内部SP (16Ω) 450mA以下(DV)、350mA以下(FM、FM-N) ・外部SP (8Ω) 300mA以下(DV)、200mA以下(FM、FM-N) |
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外形寸法 (W×H×D、突起物含まず) |
58×95×25.4mm | |||||
重量 | 約220g (BP-271及びアンテナ含む) | |||||
送 信 部 |
変調方式 |
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送信出力 (7.4V DC) | 5W、2.5W、1.0W、0.5W、0.1W (High、Mid、Low2、Low1、S-Low) |
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スプリアス発射強度 |
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最大周波数偏移 | ±5.0kHz以下 (FM) ±2.5kHz以下 (FM-N) |
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マイクロホンインピーダンス | 2.2kΩ | |||||
受 信 部 |
中間周波数 | 46.35MHz (1st) 450kHz (2nd) |
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受信感度 |
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スケルチ感度 | -15dBμ以下 (Threshold) | |||||
選択度 | 55dB以上 (FM) 50dB以上 (DV、FM-N) |
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スプリアス妨害比 | 60dB以上 | |||||
低周波出力 (7.4V DC、10%歪率時) |
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- D-STARは一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。
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- 定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
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- 定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。